著者略歴 |
正木啓二 (まさき・けいじ)
1918年 大分県中津市生まれ。
早稲田大学文学部仏文科卒。「早稲
田文学」「文学者(丹羽文雄主宰・第
一次)」「九州文学」のほか地域総合
誌「九州人」に小説発表。
著書に「回想の早稲田界隈」「暗くな
らないうちに」「遅き日」など。
(著者データは書籍刊行時に掲載されたものです) |
登録情報 |
単行本 |
95ページ |
出版社 |
文藝書房 (2002/01) |
ISBN |
978-4894771079 |
発売日 |
2002/01 |
サイズ |
188 x 128 x 7mm |
備考 |
残部僅少 |
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アルツハイマー病を患い、心を失った老妻。過去のわずかな記憶だけが
今の時間なのだ。看取っている夫の方も季節の移り変わりを忘れ、時を
見失ってゆく。あふれる抒情と寂寥感ただよう連作短編集。
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■主な内容(目次より)■
・ひとつの影
・合歓の木
・架け橋
・さくら散る |

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